Les Ailes pleines de joie(「Wings of joy」)は、自然への賛歌です。大地と空のあいだをひらひらと舞いながら、蝶の群れが、地球のように丸く明るい木を後光のように取り巻きます。魚は飛んでいるかのように見え、すべては素朴で、明るく、晴れやかです。1970年代のフラワー・パワーに着想を得たLjubomir Milinkovのカレは、彼の幼少期の輝かしい自然界を、繊細で機知に富んだ筆致で喚起しています。 人生は、このアーティストをセルビアの故郷の村Sovacから遠くへと導きました。1962年、24歳のとき、彼は画家になるという夢を追ってパリへ飛びました。やがてニューヨークに惹かれ、Milinkovは数年間アメリカ合衆国で暮らしたのちフランスへ戻り、そこでJean-Louis Dumasが1986年に彼の最初のカレのデザイン、Jardin enchantéを依頼しました。