Alice Shirleyは、オーストラリア北部クイーンズランド州沖に広がる、世界最大のサンゴ礁であるグレート・バリア・リーフにオマージュを捧げています。このサンゴ礁は、地球上で最大の生きた有機構造物です。ユネスコの世界遺産リストにも登録されており、魅力あふれる豊かな動物相の生息地でもあります。生きたサンゴの「彫刻」は、無数の海洋生物を引き寄せ、形と色彩の果てしないバレエを繰り広げます。ウミガメは卵を産むために、クイーンズランド州最北部沖の小島、Milman Isletへと泳いでいきます。リーフィーシードラゴンは海藻の葉陰に身を寄せ、一方でマンダリンフィッシュはプランクトンを探してせわしなく動き回ります。その一つひとつの存在は、この並外れた生態系の壊れやすい均衡に支えられています。